大人の複視

― 信号や先行車が「二つに見える」と感じたら ―

最近高齢のお客様からのご相談で多かったのが

「最近、信号が二つに見えることがあるんです。」

「運転中、前の車が少し二重に見えて、ヒヤッとすることがあるんです。」

そんな「見え方の変化」、特に運転をしているときに前の車がダブって見えたり

センターラインが二重に見えるような状態(複視)を訴えられる方が多く見受けられました。

特に年齢を重ねた70代以上の方からのご相談が多かったです。

【例えばこんな見え方を経験したことはありませんか?】

・ 車を運転している時、前の車や信号、標識が二重に見えることがある
・テレビを見ていると、人や文字が二重にブレて見えることがある
・時々二重に見えるけれど、じっと集中してみると一つに見えてくる
・二重に見えたとき、片眼を閉じると一つに見える
・「見えにくい」というより、「位置がずれて見える」ような感じがする

「目が疲れているだけ」と思っていませんか?

私たちは普段、左右の目から入ってくる映像を脳の中で一つに重ね合わせて、ものを立体的に見ています。

ところが、年齢を重ねることで、目を動かしたり位置を保ったりする筋肉や、その周囲の組織に変化が起こることがあります。

その一つとして知られているのが、加齢に伴う眼の位置ずれ(いわゆるサギングアイ症候群)です。

*資料・画像「大人の健康視力研究会」より参照

普段、目は外眼筋やその周囲の組織によって、ちょうどよい位置に保たれています。

ところが加齢によって、その支えが少しずつ緩んでくると、左右の目の位置関係を正しい位置に保つためのバランスが崩れ、重力によって少しづつずれが生じてきてしまうのです。

すると、二つの目から入ってくる映像を一つに合わせることが難しくなり、「二重に見える」「ブレて見える」という現象が起きるのです。

これは、以前NHKの「ためしてガッテン」の最終回でも同じようなことが紹介されていました。

大切なのは、「いつもの見え方」と違うことに気づくこと

複視には、加齢に伴うもの以外にもさまざまな原因があります。

ですから、「年齢のせいだから大丈夫」と決めつけることはできません。

特に、突然ものが二重に見えるようになった場合や、急に症状が強くなった場合には、まず眼科などの医療機関に相談することが大切です。

一方で、検査では大きな異常が見つからず、

「でも、確かに二重に見えることがある」

の場合、病気ではなく加齢によって起こりやすい眼の位置ずれの一つの

可能性もある場合もあります。

まず大切なのが、ご自身の「見え方」を丁寧に観察することです。

オグラヤが大切にしていること

オグラヤでは、メガネを「視力を上げるための道具」だけとは考えていません。

毎日の暮らしの中で、

「以前より見え方が変わった」

「運転中、少し不安を感じる」

「テレビの文字がなんとなくブレる」

そんな小さな変化に気づくことも、メガネ選びの大切な一歩だと考えています。

見え方は、一人ひとり違います。

だからこそ私たちは、数字だけではなく、「どんな場面で、どのように見えているのか」をお聞きすることを大切にしています。

年齢を重ねることは、見え方が変わることでもあります。

でも、その変化を知ることで、暮らし方やメガネとの付き合い方を見直すことができます。

次回は解決策の方法の一つとしてのめがねをご紹介をしますね。

「見える」を、もっと心地よく。

これからもオグラヤは、そんな大人のための「見え方との付き合い方」を、一緒に考えていきたいと思います。

現在、月に一度「メガネのお悩み無料相談会を開催しています。」(完全予約制)

気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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