【 プリズムレンズという考え方】
前回二つの目から入ってくる映像を一つに合わせることが難しくなり、
「二重に見える」「ブレて見える」という現象が起きることをお話ししました。
「病院では、特に病気はないと言われたけれど……」
それでも、日常生活の中でものが二重に見える。
そんな見え方の変化に戸惑われる方は少なくないと思います。
特に、これまで何十年も普通にものが見えていた方にとって、
高齢になってから突然「二重に見える」という変化が起こることは、
とても不便で、不快なものですよね。
例えば本を読むとき、テレビを見るとき、外を歩くとき。
そして、信号や前を走る車など、日常の何気ない場面でも「二つに見える」ことで、
知らず知らずのうちに目や心に負担を感じてしまうことがあるのではないかと考えられています。
「病気ではないなら、しかたがない、我慢するしかない」
そう皆さん思われていませんか?
けれど、病気がないことと、見え方の不便さがないことは実は同じではありません。
「プリズムレンズ」という選択肢
このような二重に見える状態に対して、場合によってはプリズムレンズという特殊なレンズを用いることで、
見え方の不快感を軽減できることがあります。
プリズムレンズは、レンズの一方が厚く、もう一方が薄くなるような構造をしています。

プリズムレンズはその形によって光の進む方向を変え、左右の目から入る像の位置を調整することで、
目の向きのバランスのずれによって生じる見え方を補助する働きがあります。

つまり、単に「度数を合わせる」だけではなく、
目と目のバランスに合わせて、光の通り道を整えるという考え方です。
ただ、個人差もあり不等像視の程度や度数によって難しい場合もあるので、
一概には言えませんが、可能性の一つとしてもお試しいただくことも可能です。
※プリズムレンズが適するかどうか、またどの程度のプリズムが必要かは、
お一人おひとりの状態によって異なります。
「見える」だけではなく、「楽に見える」こと
メガネは、視力を良くするためだけのものではありません。
年齢を重ねると、見え方にも少しずつ変化が現れます。
「前より疲れる」
「片目ずつなら見えるけれど、両目だと違和感がある」
「ものが二つに見えることがある」
こうした小さな変化を、そのまま我慢してしまわないことも大切です。
もちろん、急に二重に見えるようになった場合や、症状が続く場合には、
まずは眼科で原因を確認することをおススメしています。
そのうえで、病気などの原因が見つからず、それでも日常の見え方に不便を感じているのであれば、
メガネでできるサポートがないかを考えてみます。
当店には県内でも数台しかない目の緊張度合いを
測る機会も導入して、疲れていないかどうかも測定させていただいています。

OGURAYAでは、単に「よく見えるメガネ」をお作りするだけではなく、
その方が毎日の暮らしの中で、どのように見えて、
どんなことに困っているのかを大切にしています。
「こんなことを相談してもいいのかしら?」
そんな小さな違和感でも、どうぞお聞かせください。
見え方が変わると、暮らし方も少し変わります。
だからこそ私たちは、
その人にとっての「心地よく見える」を一緒に探していきたいと考えています。
※複視が急性であったり、頭痛、眩暈、吐き気があるような場合は、まずは専門医の診察をお受けください。
※「大人の健康視力研究所」より参照
OGURAYA
living in love ~愛を纏う暮らし~
見え方は、その人らしい暮らしにつながっています。
私たちは、これからも皆さまの毎日に寄り添いながら、「見える」の先にある豊かな暮らしを
応援してまいります。
これからもオグラヤは、そんな大人のための「見え方との付き合い方」を、一緒に考えていきたいと思います。
現在、月に一度、都内より専門講師をお呼びして
「メガネのお悩み無料相談会を開催しています。」(完全予約制)
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

